六命健康法
2024-08-30
夏の後遺症?・・・どうやって乗り切るかな
みなさんこんにちは、精神科特化の訪問看護聴き上手です!
「夏の後遺症」ともいえる疲れがのこっていませんか?季節の変わり目に体調を崩すことはよくあります。特に、今年のように暑い夏を過ごした後は、体が疲れやすくなり、体調の変化に敏感になることが多いです。秋へと移るこの時期を上手に乗り切るためには、以下のポイントに気をつけると良いですね。わかっているけどやめられない~♪何事も生活習慣が大切です。まずは自分の体調が今どうなのかな?と意識を向けることを習慣にしましょう。そして、対策。その繰り返しが健康な心身を育んでいきます。
■規則正しい生活リズム
夏の間は遅くまで活動することが多かったかもしれませんが、秋に向けては規則正しい生活リズムを取り戻すことが大切です。特に、夜更かしを避け、十分な睡眠を取ることが、体調の回復には欠かせません。睡眠には様々な効果があります。もちろん疲れをとるためにも睡眠が必要なのですが、免疫力を維持向上くれたり、記憶の整理をしてくれたり、感情のデトックスも睡眠中に行われていると言われています。ホルモンの分泌を正常に保つためにも生活リズムを整える事はとても大切です。ついつい・・・を繰り返している人はリマインダーに「○○時です、歯を磨いて寝る準備」など自分への声掛けをセットしてみるのも良いかもです。
■栄養バランスの取れた食事
夏バテで食欲が落ちていた人も多いかもしれませんが、秋にはしっかりとした栄養を摂ることが重要です。ビタミンやミネラルが豊富な食材を取り入れ、免疫力を高めることを心がけましょう。また、体を温める食材(ショウガや根菜など)を積極的に摂ると良いです。食事だけでは難しいなと感じるときはサプリ面とも効果的。ただし、食べすぎは注意です。食べ物を消化するにはたくさんの酵素が使われます。動物がけがをしたり弱った時に食べずにじっとしているのは、自分の中の回復力を最大限に発揮させるためと言われています。人も動物です。自分の中にある力をいかに発揮するか?を考えた時に食べすぎ飲みすぎはかえって無駄なエネルギーを消費することにつながります。
■適度な運動
急に運動を始めるのではなく、散歩や軽いストレッチなどの無理のない範囲で体を動かすことが大切です。適度な運動は、代謝を上げ、体を目覚めさせるのに役立ちます。軽い運動はホルモンの分泌を正常に導くと言われています。軽い運動=ストレスにならない運動ということがポイント!嫌々だとかえってよくない・・・・。運動の習慣のない人は、これならできそうという楽しめる体の動かし方を見つけてみましょう。そして、運動した後の爽快感や達成感、充実感に意識を向けていきます。そうすると習慣が長く続くと言われています。
■水分補給を忘れずに
暑さが和らいでも、体内の水分バランスを保つことは重要です。特に、冷房の使用が減ると水分補給を忘れがちですが、肌の乾燥や体のだるさを防ぐためにも、適度な水分を摂るようにしましょう。体全体の乾燥は=お肌の乾燥とも言えます。アンチエイジングの為にも、体内の水分を適度に保つようにこまめな水分補給を行いましょう。これもほどほどが一番です。人によって「生活強度」といって活動量が違います。活動環境も様々。直射日光に当たりやすい環境なのか、逆に空調がバッチリ過ぎて体を冷やしがちなのか、世間一般に言われていることがそのまま自分に当てはまるのかどうか?は自分自身に意識を向けて、自分の状態をわかってあげてからでないと判断ができません。日ごろからセルフケアの意識を高めておくことが大切ですね。体温調整が難しくなる季節の変わり目、特に秋の夜は急に冷え込むことがあります。夏の名残で薄着のまま過ごしていると、体が冷えてしまうことがあるので、カーディガンやストールなど、脱ぎ着しやすい衣類を活用して体温を調整を意識しましょう。
■心のケア
夏の疲れが心にも影響を及ぼすことがあります。夏休みの子供の世話、様々なイベントへの外出、夏は活動的になることも多く知らず知らずのうちに疲れが蓄積されているのは体だけではありません。お盆に親戚が集まったり、「普段の生活」と異なることは=変化。変かに順応しようとする反応がストレスなので、出来事の「良い」「悪い」ではないことをご存知でしょうか。楽しいイベントも続けば一定のストレッサーとなって心身に影響を及ぼしているのです。なので、ほっと一息、自然の変化を感じながら心を落ち着ける時間を持つことが大切です。例えば、森林浴や温泉などでリラックスするのも良いでしょう。静かに読書もいいかもしれません。もともと夏が苦手な人にとってはやっと涼しくて動けるようになったと感じるかもしれませんね。心身ともに自分のタイプ、傾向を知ったうえで対策を考えていくこと、そして日常の生活の中に継続的に取り込んでいくことが健康を維持する秘訣です。
体調に気をつけながら、心地よい秋の訪れを楽しみましょう。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
【この記事を書いた人】
株式会社真織 代表取締役 池田真奈🐭
看護師歴22年
2009年~精神科単科病棟勤務
2013年~精神科特化訪問看護ステーションミント開設運営
2020年~障害者グループホームレア開設運営
2024年~精神科特化訪問看護ステーション聴き上手開設運営
(趣味)
絵を描くこと・旅行
(座右の銘)
人間万事塞翁が馬