お知らせ

お知らせ

お知らせ

お知らせ

日々のつぶやき

2024-06-25

セルフコントロール?

みなさんこんにちは
精神科に特化した
訪問看護聴き上手です。


私たちはよくセルフコントロール
という言葉を使います。

生活を自分でコントロールすること
習慣を整えることがこころとからだ
の健康にとても大切という意味で
セルフコントロールしていくこと
をサポートしています。

必要な言葉なのですが・・・

最近ふと人間は自然の一部であり
そもそも自然に身を任せるように
生きていた時はこころやからだの
病気はもっと少なかっただろうし
自然治癒していたのかも
と思うことが増えました。

とはいえ今更原始生活?みたいな
生活に戻るわけにもいきませんね(笑)

自然に身を委ねて生きるって
どんな生き方なのかな?
身近なことで言うと

例えば
夜は早く寝るとか
しっかり鼻呼吸するとか
正しい姿勢で過ごすとか
ご飯はゆっくり食べるとか・・・。


「夜は早く寝る」
このひとつとっても今は
YouTubeとか色んな誘惑が
あって、コンビニも普通に
空いてますし、夜活動できる
ようになってしまってますね。

ついつい、で仕事をすることも
ありますし

毎日早く眠れてますか?と
聞かれると私もちょっと自信が
ありません。

ただ、できるだけ自然の摂理に
近い生活をこころがけて

こころやからだに負担をかけない
生活に立ち戻っていくような
生き方が大切なんじゃないかな
と考えると

「自分」を「コントロール」する
という概念自体が何か相反するものの
ように感じるのです。

人間の体も自然の一部
自然のなかで循環して成り立っている
ものには叶わないです。

私たちのからだも実はたくさんの
微生物が住んでいるし、菌と共存
しています。それらのはたらきの
お陰で生きていられる。

考えて心臓を動かしている人は
いませんね。自律神経の仕組みが
自然にはたらいているから
体温を調節してくれたり、
寝たり起きたり、体制が変わった
時にちゃんと血圧も調整されている
こんなすばらしいはたらきで
生かされているんじゃないかと
思うわけです。

こころの反応も自分を守るもの
であることが多くて
わたしを守るためにいろんな
反応をしているんだけど
何度も繰り返してしまうとある一線を
越えてしまってこころも壊れてしまう。


人間が「こうありたい」とか
「あれがほしいこれがほしい」とか
「もっともっと便利に」とか
我欲みたいなものが膨れ上がって
自分も含め
自然をコントロールしようと
すればするほど病気が増え
生きづらくなっているのかも
しれません。


セルフコントロールではなくて
本来の自分に立ち戻ることが
本当に大切な考え方なのかも
しれないなと思うようになってきました。

これまではセルフコントロール
頑張ろう!と言ってきたのですが

何かいい表現があるといいなと
思っています。

みなさんはどう思われますか?
自然の摂理を意識してみましょう。

自分がその中でどんな生活を
しているのか一度振り返ってみませんか?

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

【この記事を書いた人】
株式会社真織 代表取締役 池田真奈🐭
看護師歴22年

2009年~精神科単科病棟勤務

2013年~精神科特化訪問看護ステーションミント

2020年~障害者グループホームレア

2024年~精神科特化訪問看護ステーション聴き上手

(趣味)

絵を描くこと・旅行