日々のつぶやき
2024-06-09
向き合うのが苦手な人は気をつけて
みなさんこんにちは
精神科特化訪問看護
聴き上手です
みなさんは自分と向き合ってみてくださいと言われて自分の気持ちに素直に向き合うことができるでしょうか?
実はこれ、意外と難しいことなのです。私たちは日常生活の中で日々仕事ややらないといけないことに追われていることが多い。
そんなことない、自分自身はのんびりマイペースに過ごしていると言う人は少数派だと思います。
忙しく追われている人は
特に
ふと時間ができた時にじゃあせっかくだから自分の為に時間を使おうと思ってもなかなか・・・
こころがそうなってくれません
いつも「何か」をしていることが生活であり、自分らしさだと勘違いしていることが多いのです。
時間ができても結局しなければならないことで埋めてしまったり、リフレッシュと称してどんどん予定を入れる
結果、やっぱりいつも忙しいのです
もちろんみなさんがそうなるわけではありませんが訪問でお話を聞いているとだいたいこのパターンが多いなと思います
上手に自分に向き合うって何なんでしょう
まず、普段から自分のこころを置き去りにしているかもというある程度の自覚がもてるかが一つのカギです。
それすら否定する人がたくさんいるのも事実です。
忙しくしている人は一旦立ち止まって本当に時間がないのか?確認してみましょう
私は手帳をつけて可視化することをお勧めしています。
手帳をつけると空白に予定を入れたくなる。そういう人はそのことを自覚するきっかけになります
最初は何日かは時間をあけてみたものの結局何にも手につかなくて一日が終わるかもしれません。
それは、それでいいのです
だって今までそのような生活をしてこなかったのだから急には変わりません
でも、段々と意識して自分をOFFにする時間をつくっていると徐々に副交感神経にスイッチが切り替わるようになってきます。
そして、本当にやりたかったことが浮かんできたり
「あ~ちょっと疲れてたんだな。」とか
「これはキツイよね。」とか
逆に「あ、Aさんによくしてもらってるな。」
とか「自分にもこれはできそうだな。」と
気づきが出てきます。
いつも時間がないを理由にやってこなかったことに目が行くようになってきます。
そうなったらしめたもの
本当の自分の気持ちにアクセスしてみてください。
無視していた自分の感情、疲れ、癒しなど色んなことが見えてきます
そして
今まで気が付かなかった考えやアイディアも浮かびやすくなってきます
「自分と向き合う」なんて殆どの人が意識しないで生活しているのではないでしょうか?
何故自分と向き合うことが必要かというとこころの健康にはこれが欠かせないからです
身体の健康は例えば健康診断の結果などで具体的に把握する機会がありますねそれでも、何も症状がないと無理をすることがあります。
こころは見えないので、なかなか警告サインに気が付かない。そのうちどんどんこころの不調が進行して本当に病気になってしまうことが多い。
ゆでガエルとはよく言ったもので冷たい水がはいった釜に入れられたカエルは火をつけて段々と茹でられても温度の違いに気が付かないでさいごは・・・
そんな感じでこころのサインに気が付かないまま、まだ大丈夫、なんともないと思っているうちに不調が深刻になっていきます。
明確にここからが病気という線がないので、指標がない。こんなことでつらいなんて言ってたら怠けてると思われる・・・・
そうしてごまかしごまかししているうちにこころの不調が進みます。
まずは自分と向き合う習慣をみにつけましょう。
書いてみたり、人に話してみたり、自然の中に身を置いてみるのもいいかもしれません。
聴き上手ではそんなことも含めて生活を組み立てるサポートを行っております。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。