日々のつぶやき
2024-02-24
回復の決め手は何か?
みなさんこんにちは
先日リカバリーカレッジ
について書きましたが
リカバリー=回復
って
いったい何をもって
回復なのか
そして、回復できるできないの
違いってなんだろう?
回復は障害や病気が
あるかないかというより
もっと広い意味で捉えると
〇〇で傷ついたこころの
回復とか
激務で疲れたからだの
回復とか
いろんな回復があると思います。
人間は自分を自ら回復させる
力を持っています。
こころも、からだも
その力をもっていて
繋がっていますが、
何度も長期的に繰り返し
ストレスを受けると
自分の回復力を
越えてしまい、回復力が
追いつかなくなって
病気になります。
それがこころの病気の
場合心療内科や精神科
の領域の問題を抱えて
しまうこともありますね。
でも、病気になっても
休息をとればまた
自分の回復力を使って
人は回復していくことが
できます。
時には薬に助けてもらう
事も大切。
でも基本は自分の力を
使って回復していきます。
メンタルの健康を
損ねた時、回復できる人と
なかなか回復できない人の
違いは何なのかなと
考えてみました。
もちろん一つではありませんが
私が感じている大きな要因の
ひとつ
「自分ごととして受け入れ
自分ごととして向き合えたか。」
〇〇があったからこうなった
遺伝だから
こんな病気に生んだ親が悪い
自分が悪い・・・・
いろんなパターンがありますが
一旦現状を自分事として
受け入れることができた
人から回復しているように
感じるのです。
この回復は不思議なことに
現状の「悪さ」には比例しません。
自分事として
受け入れることができた人は
行動が変わります。そして
焦らなくなる。
とても辛い状況にあっても
どこかで「今できること」に
視点をシフトできるのです。
そうすると行動が変わる。
反対に
些細なことでつまずいていても
(あえて些細なことと書かせて
もらいますが、ご本人にとっては
そう感じられないことも
多々あることは理解しています。
それはここでは
一旦おいておきますね。)
それを手放せなくて
繰り返し繰り返し
過去にされたことや
自分で変えられないことに
囚われている人は
その「気」が
更に自分を傷めつけて
回復から遠のいていきます。
自分事じゃないので
自分の行動を変えるという
発送にも至らないでしょう。
あなたがもし今
回復を望んでいるなら
今自分ができることを
一つでも始めてみませんか?
行動を変えることです。
行動が変わると
現象が変わります。
現象が変わると
少しずつ気分が
変わっていきます。
気分が変わると
また次の行動が
変わります。
考え方が変わってから
行動が変わる人も
いますが
考え方を変える事は
とても難しい
意外とあまり考えずに
行動を先に変えると
「変化」が起こります。
変化を味方につければ
あとは好循環に
結びついていくことが多いのです。
「行動を変える。」その
第1歩がその人にとって
何なのか?
私たち訪問看護師は
まず、
その1歩が踏み出せるように
サポートしたい。
と思っています。
それがとても大切な
関りのひとつだと
感じているからです。
加古川市を中心に
地域で必要とされる
精神科訪問看護を
開設準備しています。
只今認可申請中!
皆様にお会いできる日を
楽しみにしています。
一人でも多くの人が
自分の回復力に気が付いて
前を向けますように。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。